今年の4月より楽天が携帯キャリアサービス「Rakuten UN-LIMIT」を開始し、1年間無料などといったキャンペーンを打ち立てており、気になるところです。私は、楽天が運営する楽天モバイル(MVNO)、いわゆる格安simサービスを利用しています。
楽天モバイル(MVNO)のサービス内容や料金体系にはとても満足しており、UN-LIMITに乗り換えるかどうかは未定です。つい最近まで一つだけ不満がありました。専用通話アプリ「楽天でんわ」の操作性です。PrefixPlusというアプリを利用しプレフィックスの設定を行うことで、「楽天でんわ」を利用せず、iPhone標準装備の電話アプリで楽天モバイル(MVNO)の「10分かけ放題」「10円/30秒」のサービスを受けられます。よって、通話履歴機能が不十分ではない楽天でんわアプリと電話アプリを行ったり来たりする苦労から解放されます。
目次(クリックすると自動で飛びます)
楽天でんわアプリの仕組みの解説
楽天でんわアプリとは?
楽天モバイル(MVNO)を契約しているの大半の人が以下のような認識をお持ちと思います。
楽天モバイルを契約している場合、電話発信は楽天でんわアプリを利用しないと、「10分かけ放題」や「10円/30秒」の通話料金とならない。そのため、スマートフォンに標準搭載されている電話アプリを利用しての電話発信をしない方が良い。
そうして、標準搭載されている電話アプリを利用しないよう最新の注意を払われていることと思います。例えば、不在着信があった場合、不在着信があった旨電話アプリより知らされ、その通知画面をタップすると、着信元への電話発信が可能です。
しかし、楽天モバイルユーザーは、そこをぐっとこらえる必要があります。なぜなら楽天でんわアプリを使って通話をしなければならないからです。そして、着信のあった電話番号をコピーし、楽天でんわアプリでペーストして電話発信をするといった一連の動作を行なっており、少なからず不満を抱いている方は少なくないと思います。
上述のようなことをされている方は、楽天でんわアプリを完全に間違えて理解しています。控えめに言って無駄なことをしていますので、ぜひこの記事をきっかけに設定を見直しすることを強くお勧めします。
楽天でんわアプリは必須か?
つい最近まで私も勘違いをしていましたが、楽天の通話サービスを受けるには、楽天でんわアプリの利用が必須というわけではありません。
楽天でんわアプリでは、主に、電話発信の際に自動的に楽天指定の電話回線0037-68を加えて発信するという機能が備わっているだけで、標準搭載の電話アプリからでも先頭に0037-68をつけることで、楽天の通話サービスが受けられます。
詳細は以下楽天モバイルの公式ページをご参照ください。
https://mobile.rakuten.co.jp/fee/option/rakuten_denwa/
PrefixPlusでプレフィックス0037-68の設定を行う
電話帳に登録されている全ての連絡先の先頭に0037-68を加えれば、電話帳から直接、楽天モバイルの料金体系にて通話が可能になります。
全件そのような登録するのにどれだけ時間がかかるでしょうか?これを一瞬で登録完了できてしまうアプリがあります。PrefixPlusです。
操作方法は簡単です。
- PrefixPlusをAppストアからインストールする
- 右上に表示されている「+」をタップ
- 名称、電話番号に付加するプレフィックスを入力する。(下のスクリーンショット参照)
- トップ画面に戻り下部の「連絡先を更新する」をタップ
- 広告を見届ける
- 電話帳の連絡先を確認する(下のスクリーンショット参照)
以上で設定が完了です。今後は、連絡帳より、「楽天モバイル」と表示されている電話番号を選択し、電話することで楽天の通話サービスを受けられるようになります。
最後に
操作自体とても簡単ですので、10分ほどあれば余裕できますので、お試しください。そして、「楽天でんわ」は不要になりますので、元気よく消してしまいましょう。
最後までご精読いただきありがとうございました。