【投資失敗談】ソーシャル・レンディングで13万円回収できず後悔している話

今日は管理人の投資失敗談についてです。

 

「ソーシャル・レンディング」って知っていますか?

3年ほど前にこの「ソーシャル・レンディング」という新たな投資手法に手を出しました。

そして大失敗、預けた13万円を回収できず仕舞いでいます。

今となれば、本当に当時の自分はバカだったと後悔しています。

 

今日はそんなソーシャル・レンディングにまつわる失敗談を語りたいと思います。

実際のソーシャル・レンディングでの運用成績はどうだったか。

実際やってみたときの感想と今となっての反省点は何か。

 

ここで読者のあなたにお伝えしたいことは次の点です。

  • 私の経験上、ソーシャル・レンディングはやめたほうがいい(投資なので自己判断です)。
  • 新手の投資手法・儲け話には慎重になったほうがいい。

 

パピーゴ

今回は投資失敗談です。少しでも私のような失敗する人がいなくなることを願いながら語っていきたいと思います。

 

ソーシャル・レンディングの運用成績

 

それでは、まずは管理人のソーシャルレンディングの運用成績について解説します。

 

管理人が選んだソーシャル・レンディング業者:MANEO

管理人がソーシャル・レンディングのために開設した口座はMANEOです。

 

私がソーシャルレンディングを開始した2018年時点で、ソーシャルレンディングの分野でダントツ一位のシェアでした。

ソーシャルレンディングを始めるならMANEO一択の状態した。

 

管理人のMANEOの投資状況と実績

では、管理人のMANEOの口座状況の見ていきましょう。

 

口座状況

現在、131,777円が貸出元本金額として表示されています。

既に引き出し可能なお金を全て引き出しています。

この13万円は、貸出したまま、回収できず塩漬けになっている債権です。

この状態が2年近く続いています。

 

運用実績

次に運用実績ですがこんな感じです。

MANEOで確定した収益の運営実績です。

26,304円(3年間での利回りにして5.7%)の収益で表示されていますが、ここには塩漬けになっている13万円は含みません。

つまり、13万円がこのまま焦げ付きが確定した場合、マイナス105,473円の収益(3年間の利回りにしてマイナス18.8%)となります。

 

投資履歴

次にMANEOで投資したファンドを見ていきます。

投資したファンドは計8件で総額にして56万円です。

 

このうちの回収の目処が立っていないのが、次の2つのファンドです。

  • スマートレンドセレクトファンド4号(案件1:スマートレンド社、案件2:FC社(2案件))
  • 不動産担保付きローンファンド1650号(案件1:C社、案件2:AN社(2案件))

 

投資方針としては、不動産担保や保証付の投資案件で高い利回りがのものを中心に投資していました。

不動産担保や保証付きであれば、一定の安全性は確保できていると考えたからです。

 

両案件について、毎月MANEOから回収状況にかかる報告メールが来ています。

例えば、以下は先日の報告メールです。

【債権回収に関する報告】maneoマーケット:お客様サポート

投資家の皆様へ

maneo株式会社より、2019年5月31日にご報告いたしました延滞発生の融資案件につきまして、回収活動状況をご報告させていただきます。

【延滞発生に関するご報告】は、以下をご確認ください。
www.maneo.jp/apl/information/news?id=8125

パルティール債権回収株式会社(以下、「パルティール社」といいます。)への債権回収業務の委託につきましては、以下をご確認ください。
www.maneo.jp/apl/information/news?id=8304

1.これまでの回収活動について

■2019年
5月~:不動産事業者DUによる売却活動
6月 :購入希望者との売買契約の締結
7月 :決済期日までに引き渡し条件が整わず購入希望者との合意解除
9月 :
解除後の売買契約締結に向けた再交渉の打ち切り
事業者C社として購入者の探索
10月~:不動産事業者DUによる新たな資金調達(借換)
12月 :パルティール社への債権回収業務の委託
■2020年
1月 :不動産競売の開始決定
9月 :入札実施(1回目)
11月 :競売落札代金が未納付、再度競売手続き進行中
■2021年
2月 :入札実施(2回目)
3月 :売却許可決定
4月 :競売落札代金が未納付、再度競売手続き進行中
7月 :入札実施(3回目)
8月 :売却許可決定

2.回収活動の状況について

競売手続き:売却許可決定

3.前回報告時からの回収活動について

パルティール社が申立てを行った競売につきまして、最高価買受申出人の入札価格2億6,200万円で売却許可決定がなされました。
今後、買受人(売却許可決定後、「最高価買受申出人」から呼称が変わります。)から指定期日内に代金が納付されますと、
配当金の精算が行われ、回収金額が確定し、その回収金が裁判所から配当された後、該当する投資家の皆様に分配を行うこととなります。

4.次回の状況報告について

次回につきましては、2021年9月中を目途に状況をご報告いたします。
また上記予定に関わらず、お伝えすべき事項がありましたら、速やかにご報告いたします。

投資家の皆様には、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
引き続き回収業務に全力を尽くしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

2021年8月20日
匿名組合契約における営業者 maneo株式会社
匿名組合出資の募集取り扱い maneoマーケット株式会社(第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2011号)

これだけ読んでも分かりづらいですが、要約すると次の通りです。

  • 不動産を担保にした6億円の融資が焦付き、不動産の売却による代金回収中。
  • 過去2回、競売して買い手が見つかるも、代金支払いなく流れる。
  • 今回3回目にして、2.6億円で買ってくれる人が見つかったので、代金払ってもらって、その代金を原資に投資家の皆さんにはお金をできる限り返します。

過去2回同様流れるかもしれませんし、今回の売却が成立するかもしれません。

仮に成立したとしても、売却額は融資元本の半分にも満たないです。

私が投資した5万円のうち、いくらが返ってくるのでしょうか。

不動産担保も保証があるから大丈夫という自信は盲信であったことを、高い授業料を払って学びました。

 

ソーシャルレンディングに失敗して今思う反省点

ここでは、今となって考える反省点について紹介したいと思います。

反省点①:資産運用・投資について無知であった

当時ソーシャルレンディングを始めた頃、投資や資産運用についてあまり知識を持ち合わせていませんでした。

 

当時はつみたてNISAで米国株式インデックスファンドに投資を開始したばかりです。

つみたてNISAでの米国株式インデックスファンドは今も継続していますが、配当や利息などの入金がなく物足りないなと感じていたところでした。

 

投資によるキャッシュフローを得たいのであれば、高配当国内株式投資や米国高配当ETFの方がいいのでないか、過去の自分にアドバイスしたいです。

 

反省点②:よく分からない投資には手を出さない

自分の投資行動を振りかえて、結果論ですが、「どうしてこんな投資をしてしまったんだろう」と疑問が抱いているしまいます。

利回りが高いものでは10%を超えるもの。

そもそも銀行からの資金調達を受けられないのには、それなりの裏がある筈。

投資案件の内容については、匿名情報で詳細はわかりません。

 

これで投資判断するにはあまりにも危ない。

 

まとめ:ソーシャル・レンディングはおすすめできません

以上が、「【投資失敗談】ソーシャル・レンディングで13万円回収できず後悔している話」でした。

私のソーシャル・レンディングでの失敗を紹介しました。

単純に私の無知、認識の甘さ故の失敗ですが、実際に今も13万円が塩漬けになっています。

もし、あなたがソーシャル・レンディングに興味を持たれている、これから始めようか迷われているようであれば、ぜひ私の失敗談を参考にしていただければ幸いです。

 

最後までご精読ありがとうございました。

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