初めての書評記事です!!
これまでこちらの記事に、読んだ本について読書記録として更新はしてきました。
読み終えた本の感想を一言書くのではもの足りないと感じていました。
そこで今年からは新たな取り組みとして、1冊ごとに本のレビュー記事を書きます。
そして今回が1号目です。
パピーゴ
この記事を読んでいるあなたには「とりえず買ってください」と声を大にしてお伝えしたい。
そこを我慢して、私なりにこの本について私の学んだこと実践したことを中心に語ります。
本を買うか買わないかの判断材料を提供するだけではなく、この記事を通じてあなたの人生に何かプラスなる学びや気づきのきっかけとしたいです。
もしあなたが次に当てはまる方であれば、特に読んでほしいです。
- 日頃から体調不調・ストレスを感じており、何か変えたい
- 鈴木祐さんの「最高の体調」を買おうか迷っている
- 「最高の体調」は読んだ(もしくはYoutube等で概略は知っている)がどうアクションに繋げるか
- 「最高の体調」を読んで一読者は何を学び・実践してみたか知りたい
目次(クリックすると自動で飛びます)
本書について
まず、「最高の体調」について知ってもらいたい。
本書の紹介と、本書の構成や要点を簡単におさらいをします。
また、本書を読む前、読む上で参考になる情報もまとめます。
「最高の体調」の紹介
「最高の体調」について、本の内容、著者について、本のアピールポイントについて簡単に紹介します。
本の内容
疲労・肥満・不眠・不安・病気・老化―文明病から脱却し、本来の自分を取り戻せ!!進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法。
著者について
鈴木祐(すずき・ゆう)
新進気鋭のサイエンスライター。1976年生まれ、慶應義塾大学SFC卒業後、出版社勤務を経て独立。10万本の科学論文の読破と600人を超える学者や専門医へのインタビューを重ねながら、現代はヘルスケアとテーマとした書籍や雑誌の執筆を手がける。近年では、自身のブログ「パオレな男」で心理、健康、科学に関する最新の知見を紹介し続け、3年で月間100万PVを達成。また、ヘルスケア企業などを中心に、科学的なエビビデンスの見分け方などを伝える講演なども行っている。(本書)
アピールポイント
この本のアピールポイントですが、本の帯が語ってます。
メンタリストDaiGoさん「僕が日本で一番尊敬する人の本です」とのことです。
著者の略歴であっさり書かれている一節で「10万本の科学論文の読破」とあります。
いまいち想像つかない数字です。
毎日科学論文を10本読んだとしても、27年以上かかる計算です。
パピーゴ
また、個人的にはKindle Unlimited対象であることもポチる後押しとなりました。
Kindle Unlimited会員の方は、無料で読めます。気に入らなければ返却すれば良いだけですし。
個人的にはこの本は常にKindleの本棚に置いておきたい本です。
セールなど条件が良い時に購入しようと思ってます。
本書の構成と要点
参考になる動画
ちょっとでも興味を持ってくれた方、今すぐポチるのもいいですし。残りの記事を読んでいただくとともに、本の内容についてもっと分かる参考になる情報を紹介します。
中田敦彦のYoutube大学の動画(計70分)
こちらは見応えあって面白いです。
下手なバラエティー番組を見るより絶対こっちの方が面白いし、ためになります。
お時間ある方は是非、ご覧ください。
クロマッキー大学の動画(15分)
他にもサムの本解説chさんの動画などYoutubeで「最高の体調」で検索すれば良さそうな動画が色々出てきます。
短くてかつ動画の内容としても良いかなと思ったのがクロマッキー大学さんのこちらの動画です。
計15分ですので、サクッと見れてしまいます。
Flier(本の要約サイト)での要約文
こちらは有料サービスなので契約している一部の方のみですが、本の要約サイトFlierでも本書の要約があります。
要約文を読んだ限りでも、読む時間10分程度の分量にしては、本の内容を的確に要約できていると思います。
もし契約されている方は以下のリンクよりご確認ください。
参考 最高の体調flier契約されていなくて、「そもそもFlierって何?」という方は過去記事を合わせて読んでくださいますと嬉しいです。
記事の中で紹介されているリンクからゴールドプランをお申し込みいただくと月額のお支払いが1割引きになります。
著者のブログに公開している参考文献集
最後の参考情報ですが、こちらは上級者向けです。
この形式は初めて見ましたが、本書の参考文献は全て著者のブログサイトにまとめています。
参考 最高の体調 参照文献パレオな男 アラフォー男がアンチエイジングについて考えるブログ良いと思ったのが、ネット上で公開されている論文など、直接論文を読みにいける点です。
話のネタしてもとても面白いものも多いはずですので、もし気になった方は、公開されている参考文献を見てみてください。
本書を読んで学んだこと
次に私がこの本を読んで学んだことについてお伝えします。
正直、役に立つ情報や気づきなどはこれだけではない。
厳選した結果、5つ取り上げます。
学び①:腸内細菌を育て守ることは重要!
これが一番の学びであり、今後の生活で意識していくようにしたいと思います。
腸内環境が異常を来すことで、アレルギーや認知症、疲れやすさの原因になることから、腸内環境を整えることが重要です。
特に、発酵食物(キムチ、納豆、ヨーグルト、味噌など)と食物繊維の摂取は、腸内の善玉菌を増やすことから積極的に取っていきたい。
さらに取った方が良い具体的なサプリメントについても言及がありました。
<プロバイオティックス>
- 商品選びに迷ったら有名どころは、「ビオスリーHi1錠」「Probiotic-3」「カルチェレル 30ベジカプセル」「NOWサッカロミセス ブラウディ」。
- 選ぶ基準は次の通り:
- 150億CFU以上の菌が入ってる
- できるだけ腸まで届くもの
<食物繊維>
- 難消化性デキストリン:1日12gで排便回数が改善
- オオバコ:消化活動を高める効果あり。
- イヌリン:1日21g以上摂取で減量
- レジスタントスターチ:1日30g以上摂取で腸内の酪酸量が増加
また、抗生物質や抗菌ソープなども注意が必要です。
抗生物質が摂取することによる善玉菌の殺傷力は物凄いようで、少し体調が優れないからといって気軽に取るべきものではないと理解しました。
学び②:似非自然、観葉植物、公園を取り入れよう!
何となくこれまで感じらることはあったでしょうが、自然はリラックス効果があります。
パソコン、スマホの壁紙を山・海などの自然の写真に切り替えるだけでも効果があると言われています。
観葉植物は幸福感と作業効率にプラスに作用するとの研究結果があります。
NASAのお墨付きでおすすめの観葉植物が紹介されています。
- スパティフィラム(子供、ペットがいる家庭に不向き)
- ポトス(週1回の水やりで十分、初心者向け)
- セイヨウキヅタ(子供、ペットがいる家庭に不向き)
- キク
- ガーベラ
- サンセベリア(メンテナンスは楽だが、水やりの量を間違えると枯れる)
- チャメドレア(直射日光は避ける。毎日水やりは不要で育てやすい)
- ツツジ(育てやすい)
最後に、身近なパワースポット、公園です。
週30分の公園で心と体が改善するそうです。
単にリラックス効果だけではなく、公園の空気中の有用な微生物も腸内環境にプラスの影響をもたらします。
学び③:長生きのために友達は必要、交友関係は狭くても深いのに限る!
友達はなぜ必要か?
一つの答えは、長生きをするためです。
友達がいると寿命が15年伸びる傾向ありとの研究結果が出ているようです。(2010年ブリガムヤング大学)
では、闇雲に友達を増やせばいいかと言われるとそうではないようです。
量より質。
100人の広い人脈より、1人の心から分かち合える友人です。
実際のところ、人は密度の高い交友関係を持てるのはおおよそ5人までとの研究結果があります。
では、どうすれば深い交友関係を築くか。
ある一定の長い時間相手と会って話したり、同じ空間にいたり、共に行動したりすることによって自然と深い関係になれるようです。具体的な目安は200時間だそうです。
また、信頼関係を築く上で、相手に自分の弱みを見せる、パーソナルなことを相談することが効果的とのことです。なんとなく、経験上も理解できます。
学び④:ストレスを感じた時は、「おもしれぇ」と少年ジャンプ的ノリで!
大事なプレンテーション前の緊張感。
碇シンジくんなら「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ」ですが、もっと有効な対処法として「リアプレイザル」が紹介がされています。
「リアプレイザル」とは、緊張してきた時に「楽しくなってきたぞ!」「興奮してきたぞ!」などと自分に言い聞かせることです。
これはちょっとやってみたいと思いました。
人に聞かれるととても恥ずかしそうですが。
学び⑤:良質な睡眠ためのカギとなる「メラトニン」
日中に太陽光を浴びる時間をできるだけ増やすこと。
夜には室内の照明を極力暗くすること。
体内時計をコントロールし、自然な眠りに誘う優良ホルモン「メラトニン」の正常な分泌には必要です。
本著では、メラトニンサプリメントとして摂取することについても勧められています。夜寝る30分から120分までに0.5mgのが良いようです。一方、午前中や昼間に飲むと、糖尿病のリスクが高まったとの報告もあり、注意が必要なようですが。
パピーゴ
本書を読んで実践したこと
この本を読んだことによって沢山の学びや新しい知識を身につけられました。
ただ、インプットだけでは意味ありません。
読んで学んだことを行動に移して初めて本を読んだ真価が問われるものだと思ってます。
この本を読むことでどのようなあなたへの人生へのプラスの影響があるか。
ここでは、この本を読んで実践したことを紹介したいと思います。
実践①:仕事・私用デバイスの壁紙を変えてみた
自然を見ることでリラックス効果があるとのことで、仕事用・私用デバイスは全て壁紙を変更しました。
パソコン、タブレット(iPad)、スマホ(iPhone)全て同じ壁紙を使ってます。
数ある壁紙の中から選ぶのに10分ほど費やしてしまいましたが、設定自体には時間もかからず楽でした。
もしお好みが同じようであれば、私の選んだものを紹介します。
壁紙をこれに変えてからというものの、デバイスを操作する時、若干の目の保養になっているのかなと感じます。
やってみて良かったと思います。
パピーゴ
実践②:iHerbでサプリを買ってみた
次に本書で推奨されていたプロバイオティックスとメラトニンのサプリメントを購入しました。
本著でも紹介あったiHerbという海外の医薬品・サプリメント専門の通販サイトに会員登録して、購入しました。
確かに、Amazonや楽天で購入するより安くすみます。
一番お得に購入する方法を調べてみました。
一番お得そうなのが楽天リベート経由でした。
楽天ポイントが10倍付くということで、楽天ユーザーの方は楽天リベートからの購入がおすすめです。
iHerbの面白そうなところは、購入した商品をSNSや友人に紹介することで紹介クレジットが得られるようです。
つまり、誰でもアフィリエイトができてしまうという点です。他にもレビューを書いたり、回答したりでクレジットが得られるようです。
私が購入した時も、紹介用のリンクもご参考までに貼らせていただきます。
プロバイオティックスとメラトニンを摂取するようになって3日目です。
期待したような劇的な効果は感じません。
ただ、これも印象論かもしれませんが、お通じが良くなったのと眠りが深くなったような気がします。
これは経過を見ていき、その後記事にできればと思ってます。
実践③:パーソナルプロジェクト分析(PPA)をやってみた
「不安」に対峙するにはまず己を知ること。
実は私自身、『7つの習慣』を読んで以来、自分のミッションステートメントを作るという決意をしてもう間もなく1年経過しますが、いまだに着手できてません。
本著ではいくつかの価値分析の方法を紹介しており、その中でもパーソナルプロジェクト分析(PPA)を試してみました。
「これで自分のやりたいことが明確になった!!」
のようなアハ体験ではなかったものの、今自分の中でやりたいことの洗い出し、優先順位ができて良かったと思ってます。
パピーゴ
さいごに
以上が「『最高の体調』レビュー|良書からの学び・実践したことの紹介」でした。
ぜひあなたにもこの本の素晴らしさを知ってもらいので読んでいただきたい。
けれど時間がないという方は、記事の中で紹介しました中田敦彦さんの動画などYOUTUBEで検索して関連動画をみていただくことを強くお勧めします。
「腸内細菌」、「自然・似非自然」、「交友関係」、「リアプレイザル」、「メラトニン」が最高の体調には不可欠であることを学びました。
また学びだけではなく、早速デバイスの壁紙変更、iHerbでのサプリ購入、価値分析を行うきっかけになりました。
これだけの学びと変化をもたらしたこの本を読んで心から良かったと思っています。
この記事が少しでもあなたにとって参考になれば嬉しい限りです。
最後までご精読ありがとうございました。