業務を効率化したい。
1秒でも速く仕事を終えたい。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、パソコン操作の際にマウスやトラックパッドを極力使わないよう意識することです。PCのほとんどの操作は、キーボード操作のみで完結することができます。
私自身もまだマウスを触ってしまいますし、キーボード操作を意識的に強制している途上ですが、体に覚えることで確実にPC操作の効率化に繋がると信じてます。
この記事を読むことで、パソコン操作は極力キーボードで行うという意識付けと知っておくべきキーボード操作について理解を深めることができます。
この記事の内容が、少しでも皆さんの業務の効率化のお役に立てれば嬉しく思います。
目次(クリックすると自動で飛びます)
マウスは使わずキーボードでの操作を行うことのメリット
ここでPCを前にデスクワークがメインの方にお尋ねします。
1日で何回、利き手をマウスからキーボードに、キーボードからマウスに移動させていますでしょうか。
取り組んでいる業務にも大きく左右されると思いますし、個人差もあると思います。
私は、キーボード操作の意識せず、自然体で数えてみましたところ、30分で15回でした。1日8時間として240回、20営業日/月として4,800回、1年間で57,600回です。
1回の移動に1秒かかるとしても、1年間で16時間も手を動かし続けていることになります。更に、マウスを動かしている時間などを考慮すると、マウス操作を引き換えに多くの時間が犠牲になっています。マウス操作を減らすことで時間の短縮に寄与します。
また、マウスとキーボードを行ったり来たりの状態について、集中力の維持の観点からも望ましいものとは思えません。人間の一日の集中力には限りがあり、少なからず無意識にこのムダな手の移動に集中力が割かれています。
マウス操作は一切行わないということが難しいとしても、意識してキーボードのみで操作することで、両手は常にキーボードの上に配置された状態になりますので、時間の短縮と集中力の維持に繋がると考えます。
覚えておきたいキーボード操作
覚えておきたいキーボード操作の一覧として以下の通り列挙してみました。
特に利用頻度が多いものに厳選しています。まずは、これらの操作については体に染み付いた状態になるよう、意識して行うようにしましょう。
カーソルを移動させる系の操作
- 矢印方向に移動:[ ↑ ]/[ ↓ ]/[→]/[←]
- 戻る:[Backspace]
- 決定:[Enter]
Windows基本操作系の操作
- タスク切り替え:[Alt] + [Tab]
- デスクトップ切り替え:[Windows] + [d]
- 開いているアプリケーションの配置移動:[Window] + [→]/[←]
- パソコンのログオフ:[Ctrl] + [Alt] + [Delete]
[Ctrl]+[キー]系のショートカット
- コピー:[Ctrl] + [C]
- ペースト:[Ctrl] + [V]
- カット:[Ctrl] + [X]
- 全て選択:[Ctrl] + [A]
- 元に戻す:[Ctrl] + [Z]
- やり直し:[Ctrl] + [Y]
- 新しいウィンドウを開く:[Ctrl] + [N]
- ウィンドウを閉じる:[Ctrl] + [D]
SHIFTを押しながら選択する系の操作
- 複数ファイル/範囲を選択:[shift] + [ ↑ ]/[ ↓ ]/[→]/[←]
- 先頭までのファイル/範囲を選択:[shift] + [Home]
- 末尾までのファイル/範囲を選択:[shift] + [End]
最後に
PC操作を効率的に行う方法として、マウスを使わずキーボードを使ったPC操作について解説してきました。
マウスに慣れている方は、最初はしんどいかもしれません。
徐々に慣れることで、すぐには実感できなくとも、必ず仕事の効率化に繋がると思います。
ぜひお試しください。
最後までご精読ありがとうございました。